EDは、カマグラゴールドなどのED治療薬を利用すると簡単に治療が行えます。
しかしEDそのものの仕組みを知っていなければ、もしEDを完治したとしても、また新たに発症してしまう恐れがあります。
そこでEDとはどういう仕組みで起こるのかを見ていきましょう。
EDとは
EDとは、
・十分な硬さがない
・すぐに萎える
などといった症状で、「満足な性行が行えない状態」をいいます。
これらは毎回起こるというわけではなく、頻度は関係なしに自分が十分に性行為を行えていないと感じたら、ED治療をはじめなければなりません。
勃起が起こる仕組み
勃起はどういった仕組みで起きるのでしょうか。
正常な勃起と、EDの人の勃起、ED治療薬を利用した時の仕組みを見てみましょう。
正常な勃起
勃起には、体内物質であるcGMP(環状グアノシン―リン酸)が必要になります。
性的刺激・興奮を受けることで、cGMPが多く分泌され、cGMPの作用によって血管が拡張されて性器へと血液が運ばれます。
性器にある海綿体は、スポンジに似た特徴があり、血液を吸うと膨らんでいき、そうすることで勃起できるのです。
その後、射精をすると酵素であるPDE5(ホスホジエステラーゼ5)が多く分泌され、萎えていき勃起が終わります。
ED
EDでは性的刺激・興奮を受けると、cGMPよりPDE5の方が多く分泌されてしまいます。
PDE5はcGMPの働きを阻害する作用があるため、性器周辺の血管が拡張せず、十分な血液が性器へと流れないため、勃起できないのです。
カマグラゴールドを使用
EDの人がカマグラゴールドを使用するとどうなるでしょうか。
カマグラゴールドの有効成分であるシルデナフィルは、cGMPの働きを阻害するPDE5の作用を妨害する働きがあります。
そのためcGMPが十分に働き、血管が拡張されて血液が十分に性器へと行き渡るため、勃起ができるのです。
ED治療は早めに行う
ED治療は早めに行わなければなりません。
EDが引き起こされる原因には、精神的な要因があります。1度勃起できないとそれがトラウマとなってしまい、再び勃起できなくなってしまいます。すると勃起させなきゃという思いに駆られてしまい、それがストレスとなって悪循環をうみ、徐々に勃起できる回数が増えていくのです。
EDは早めに治療を行わなければ、だんだんと悪化していく病気なのです。
またEDが引き起こされる原因として、動脈硬化があります。動脈硬化により、血管の拡張がしづらく、血液が送れないために勃起しません。EDは動脈硬化のサインでもあるのです。
EDを放っておくと、だんだんと動脈硬化は悪化していき、心筋梗塞や脳梗塞などの命の危機に関わる症状を起こしてしまいます。
EDの治療を行わなければ、EDの度合いが重度になっていくだけでなく、動脈硬化まで悪化していく恐れがあるのです。